結婚式では定番になってきた「プロフィールムービー」。今回は、プロフィールムービーに対するゲストの感想をもとに、成功例、失敗例を比較して、ゲストも楽しめるムービー作成のポイントを見ていきたいと思います。
ゲストが「良い」と思うプロフィールムービー(例)
- 新郎新婦の生い立ちや出会いがわかりやすい
- 新郎新婦の出会いの場面や付き合いたての頃の写真が見れた
- 新郎新婦が知り合う前の時代を垣間見ることができた
- 新郎新婦の家族のことがわかった
- 文字がゆっくりで読みやすい
- 音楽が美しい
- ゲスト一人一人へのコメント
- 新郎新婦の人となりがわかるエピソード
ゲスト「いやだ」と思うプロフィールムービー(例)
- ゲスト自身の写真映りが変だった
- 無断でゲスト自身の写真を使われた(特に幼いころや恥ずかしいものなど)
- 内輪ネタ
- 学歴を強調
- 演出がわざとらしい
- 音楽のチョイスが偏りすぎていた
- ゲストや家族への配慮が欠けたもの
- 酔っぱらった写真や下ネタなど悪ふざけが過ぎたもの
分析:写真のチョイスと許可
少し手間かもしれませんが、ムービーにゲストの写真を入れるときは、あらかじめその人に連絡し、使用予定の写真を見せ、使用許可を取っておくと、当日不快感を与えることなく楽しんでもらえるかもしれません。
分析:内容
内輪でしかわからないような話題や、学歴を強調するものは避け、なるべく二人の生い立ちや出会いをわかりやすく組み立てましょう。公共の場なので、酔った写真や下ネタでのウケは狙わずに、節度を保った内容にしましょう。
分析:使用する音楽
お二人の趣味もあるかとは思いますが、一般的に耳触りの良いものを選ぶようにしてはいかがでしょうか。ご年配の方も多く出席されているようなら、あまり激しくなく、メロディーのきれいなものをあわせるとよいのではないでしょうか。
技術:画面サイズ
次は上映するための技術的な注意点を見てみましょう。
まず作成時に設定した画面サイズと式場で上映するときの画面サイズが異なることがあります。Pixwedではハイビジョンサイズ(16:9)ですが、式場によってはスクリーンが4:3の場合があります。
対策など、詳細はこちらの記事を参考になさってください。
技術:メニュー画面の削除
DVDに焼くときは、メニュー画面やチャプター画面を削除しておきましょう。式場によっては、これを守らなければ追加料金が取られたり、上映許可が出なかったりすることもあるそうです。
技術:画面や字幕のカット
編集時には確認できませんが、いざ上映となると外側周囲がカットされてしまうことがあります。顔や文字が切れてしまう恐れがあるので、画面いっぱいに文字を入れるのは避けましょう。
制作ツールの活用
例えばPixwedではあらかじめ配置や文字数が設定されているので、文字や写真が切れるといったトラブルや、面倒な時間配分を気にすることなく、順調に自作のムービーを作ることができます。是非お試しください。
(参考資料)
- ゲスト目線「よかった!」「そうでなかった…」結婚プロフィールビデオ実情(http://jmp7.com/2013/10/01/gesutomesen/、2015年12月09日閲覧)
- 結婚式の映像を自作するとき失敗しやすい3つのこと(http://bridal.redaatore.com/jisakusurutokishippaisiyasui/、2015年12月09日閲覧)