この頃よくInstagram等で見かける花火文字・ペンライト文字などの光文字。きれいで温度が伝わる文字が意外に簡単に制作できるんです。
「スローシャッター」で光の残像を撮影
長時間(数秒程度)シャッターを開く「スローシャッター」で光の残像を撮影することにより、光で文字を書くことができます。「スローシャッター」は「長時間露光」、「バルブ撮影」などとも言います。
デジカメの「花火」 or 「夜景」モードで撮影
ちょっと高機能なデジカメであれば、「花火」もしくは「夜景」モードにして、シャッタースピードを3秒程度に設定すれば簡単に撮影できます。
スマホのアプリでも撮影可能
スマホのアプリを使っても気軽に撮影できます。今回使ったのはiPhone用の「LongExpo」というアプリなのですが、「スローシャッター」で検索すると他にも色々出てきますので、お好きなアプリをお使いください。
スローシャッターは三脚必須
スローシャッターで撮影する場合は、画像がぶれないように、デジカメやスマホを固定する三脚などの道具が必要です。百円ショップなどで売っている安いものでも十分ですが、デジカメやスマホの向きを変えられるものが便利です。
光によって文字に個性が
最近では光文字専用のペンライトが市販されているようですが、他にも普通のペンライトや花火、線香、棒状のお香を使ったり、スマホ画面全体を光らせてライト代わりに使うこともできます。
文字を描く光を選ぶポイントの一つは太さです。スマホ画面全体を光らせてライト代わりに使うとかなりの太字になります。また線香などに火をつけて書くと細い文字になります。
もう一つは光を簡単にON・OFFできるかです。例えばペンライトだと文字を描くときだけONにすることができますが、花火や線香の場合は瞬間的にOFFにすることは不可能なので、文字が全てつながり、筆記体のような感じになります。
組み合わせ文字
応用で組み合わせ文字も可能です。一文字づつ撮影して後で画像をつなげても良いですし、数人集まって1人1文字で役割分担しても楽しいですね。
映像でも使えます
結婚する友人に向けての光文字メッセージ写真もネットでよく見かけますが、こういったものをPixwedで映像に取り込んで、ゲストに手作りのメッセージを伝えるのも素敵ですね。
(参考資料)
- インスタで話題!「花火文字」写真を撮ってみない?(http://4meee.com/articles/view/394975、2015年11月03日閲覧)