式場の提携業者以外で用意したアイテムなどを使用する場合にかかってくる「持ち込み料」。実は交渉できる可能性があるってご存知でした?交渉にあたってのちょっとしたコツや成功例などを紹介します。
交渉は契約前に
交渉は契約前に行うのがベストです。「気まずくならないか」、「値切るなんて恥ずかしい」という思いがよぎるかもしれませんが、わだかまりを残して後で揉めるより、先に明確にしておくほうが費用、労力ともに節約できます。
まずは持ち込みたいモノを明確にする
何を持ち込むかによって交渉の「戦術」やその準備は様々です。まずは持ち込みたい物をリストアップした上で、何に持ち込み料がかかるのか、どのように課金されるかを下調べしておくのがよいでしょう。
同じものでもやり方次第で大きく変わる
例えばウェディングドレスの場合、レンタルでは料金が発生するけど、購入するとかからない事があります。
またプチギフトや引き出物は式場で配ると一個~円と課金される場合がありますが、この場合宅配サービス等で直接ゲストの自宅に送ってしまうことで手数料を回避する方法があります。
相手の気持ちに訴えよう
相手も人間、ただ「安くしたいから」と値切るだけではなく、「お願い」「相談」という形で、「なぜそこまでしてこだわりたいのか」などの理由も伝えた方が、理解してもらいやすいかもしれません。
例えばプロフィールビデオの持込みであれば「こういう場面でこういう言葉を入れ込みたい」、プチギフトであれば「この商品にこういう思い入れがある」など、「思い入れ」を伝える方が相手の心を動かすことが多いようです。
持ち込む物の費用を先に把握しておく
持ち込む物の費用を先に把握しておくと、例えば「持ち込み料」を提示された際に、「持ち込む物の費用+持ち込み料の合計」と「提携業者に頼んだ際の金額」の差を考えながら交渉できます。
宣伝するわけではないのですが、私たちPixwedは中間マージンなどはすべてカットしていますので、高額な持ち込み料を足したとしても提携業者よりお安くなることが多いと思います。
持ち込み料交渉の成功例
こんな例があります。なかなか皆さん交渉上手なようですね。
- 「すでに決めている外部業者がいる」と理由も含めて先に伝えておいた。
- 別の式場との間で迷っていると伝え、金額やサービスを比較しながら交渉した。
- あらかじめ詳細を記載した予算表を用意して、それに沿って相談した。
- 「△△は提携業者に依頼するので、○○は持ち込み無料にならないか」など譲歩する部分をつくってお願いした。
- プランナーと良好な関係を築き、正直に予算オーバーである旨を伝えた。
こんな奇策も
さらに、こんな手を使われた方もいらっしゃるようです。
- 式場ではなく外部業者に相談することで、業者から持ち込み料を負担してもらえる場合がある。(ちなみに私たちPixwedではNGです。既にお安いので、持ち込み料を負担したら大赤字なので・・・ごめんなさい!)
- ホテル等を「披露宴」としてではなく、「パーティ」の名目で借りると持ち込み料がかからない場合がある。(ただし結婚式場では不可)
賢く結婚式を挙げよう
今回の記事はあくまで事例のご紹介で、必ずしも通用する方法ではないかもしれません。「賢く結婚式を挙げる」ための参考としてお役立ていただければ幸いです。
(参考資料)
- みんなのウエディング(http://www.mwed.jp/kd/categ29/1/13/list.html、2015年10月01日閲覧)
- 節約 今だから書ける結婚式の秘密(http://kobewedding27.blog.fc2.com/blog-entry-12.html、2015年10月01日閲覧)
- ハウコレ(http://howcollect.jp/article/1036、2015年10月01日閲覧)